第3回:地域資源を発掘する
「地域ブランドづくり」は地域資源の発掘から始まります。なぜなら、地域の特性を見出さずに地域ブランドづくりはできないからです。
では、地域資源とは、いったいどのようなものを言うのでしょうか。
資源エネルギー庁は、「資源とは、人間が社会生活を維持発展させて行くための糧であり、時代背景や新しい文明の出現により、資源となる対象や資源観は変わる可能性を持つ」と定義づけています。
従来考えられてきた代表的な資源をあげますと、石炭・石油・ガスなどの「エネルギー資源」、農業や漁業などの「食糧資源」、鉄や銅やアルミなどの「鉱物資源」、暮らしに役立つ「森林資源」や「水資源」などといった、いわゆる「モノの豊かさ」に役立つものこそ資源であるといった捉え方が主流を占めていました。しかしながら、近年では、それらに加えて、「歴史・伝説」、「文化・芸術」、地域固有の「サービスやおもてなし」、「伝統的技能」、「知識や知恵」などが大きくクローズアップされだし、いわゆる、モノではなく「ココロの豊かさ」に役立つものに新たな価値を見出すようになり、それらもまた重要な地域資源として位置づけられるようになってきました。
地域資源の分類についてはだいたい次のようになります。
地域資源の分類